2018年01月26日

ドイツ語で『予約をする』

ドイツでは、もちろん英語も普通に通じるので観光や出張で不便なことはないと思いますが、せっかくドイツにいるのなら是非ドイツ語でレストランやコンサートの予約をしてみましょう!

まず、予約に関する単語です。

名詞・・・『予約』

・die Vorbestellung(フォアベシュテルング)

・die Reservierung(レゼビールング)

・die Subskription(サブスクリプション)

     *↑書物の予約などの時

・das Abonnement(アボネメントゥ)

     *↑新聞や劇場・コンサートなどの長期購入の時に使う単語

・die Buchung(ブッフング)

・der Termin(テールミン)

・die Anmeldung(アンメルドゥング)

      *↑『申し込む』と言う意味で使いますが、申し込みが必要な予約の時などに使います。

動詞・・・『予約する』

・bestellen(ベシュテーレン)

・vorbestellen(フォアべシュテーレン)

・reservieren(レゼビーレン)

・subskribieren(サブスクリビーレン)

・abonnieren(アボニーレン)

・buchen (ブッヘン)


images (4).jpg

では早速現地ですぐに使える予約表現を見ていきましょう。

明日のコンサートのチケットを2枚予約したいのですが。
Ich würde gerne zwei Konzertkarte bestellen für morgen Abend.
(イッヒ ヴルデ ゲールネ ツヴァイ コンツェルトカルテ ベシュテーレン フュア モルゲン アーヴェントゥ)

今夜のディナーの予約をしたいのですが。二人分の席をお願いします。
Ich würde gerne eine Reservierung machen für heute Abendessen.
(イッヒ ヴルデ ゲールネ アイネ レゼヴィールング マッヘン フュア ホイテ アーベントゥエッセン)

und bitte einen Tisch für zwei Personen.
(ウントゥ ビッテ アイネン ティッシュ フュア ツヴァイ ペルゾーネン)

三人分の席を予約したいのですが。
Ich möchte gerne einen Tisch für drei Personen reservieren.
(イッヒ モヒテ ゲ―ルネ アイネン ティッシュ フュア ドライ ペルゾーネン レゼビーレン)

7月13日にシングルの部屋を予約したいのですが。
Ich würde gerne ein Einzelzimmer für den 13.Juli reservieren.
(イッヒ ヴルデ ゲールネ アイン アインツェルツィンマー フュア ドライツェーン ユリ レゼビーレン)


また、病院などで各検査・予定を決めたいときは、以下のように言うといいでしょう。

健診の予約をお願いします。
Ich hätte gerne eine Termin beim Doktor.
(イッヒ ヘッテ ゲールネ アイネ テールミン バイム ドクトゥァー)


来週の予定を決めたいです。
Ich möchte gerne einen Termin für nächste Woche.
(イッヒ モヒテ ゲールネ アイネン テールミン フュア ネクステ ヴォッヘ)

新聞や劇場の定期購入をしたいときは、abonnieren(アボニーレン)を使い表現します。

オペラのチケットを年間定期購入したいのですが・・・
Ich würde gerne Operkarte abonnieren.
(イッヒ ヴルデ ゲールネ オパーカルテ アボニーレン)

現地の劇場やコンサートホールでは好きなコンサート・オペラのチケットを数枚まとめて買えるシステムがります。このチケットは一般会員よりも先に購入でき、まとめ買いなので1枚で買うよりも断然お得なプライスになっています。

このようなチケットをAbonnementと言います。

通称Abonemo Karte(アボネモ カルテ)やAboアボ)と言われています。

前もって予約したレストランやカフェハウス、ホテル・美容院に当時行ったら以下のように言いましょう。

13時に予約してあります。
Ich habe einen Termin für 13 Uhr.
(イッヒ ハーベ アイネン テールミン フュア ドライツェーン ウーア)

二日間予約してあります。
Ich habe eine Reservierung für zwei Nächte
(イッヒ ハーベ アイネ レゼヴィールング フュア ツヴァイ ネヒテ)

ホテルやレストランなどの予約の確認をしたい時は、次のように言うといいでしょう。

予約の確認をお願いします
Wir möchten unsere Reservierung bestätigen.
(ヴィア メヒテン ウンゼレ レゼヴィールング ベシュテーティゲン)

28日の予約の確認をしたいのですが。
Ich möchte meine Buchung für den 28 bestätigen.
(イッヒ モヒテ マイネ ブッフング フュア デン アハト・ウント・ツヴァンツィヒ ベシュテーティゲン)


予約をキャンセルや変更したいときは次のように表現します。

予約を変更したいのですが。
Ich möchte gerne meine Reservierung ändern
(イッヒ メヒテ ゲールネ マイネ レゼヴィールング エンデァン)

キャンセルをお願いします。
Ich möchte meine Reservierung absagen.
(イッヒ メヒテ マイネ レゼヴィールング アップザーゲン)

もちろん、これ以外の表現もたくさんあります。

このような会話をスムーズに進めるポイントは長い1文にするのではなくて、短い表現を一つづつ言った方が相手に伝わりやすく混乱しません。

今は、インターネットで簡単にホテルやレストランの予約が取れると思いますが、確認やキャンセル・変更に関しては直接電話で・・というところも多いので、このような表現を数個覚えておくと、いざと言うときに安心しますね。

小さな表現を沢山覚えて、ドイツ語会話を楽しみましょう!

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posted by ドイツ語上達人ゆうこ at 18:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月29日

ドイツ語:”無駄”と言う表現

時間が無駄だった』とか『それは無駄なこと』とか
無駄では無かった』とか、ドイツ語で ”無駄” ってなんて言ったらいいのかをお伝えします。

”無駄”と言う表現はいくつかありますが、場面によって使われてくるドイツ語が違ってくるのです。

まず辞書で”無駄”を引いてみると、

die Vergeblinchkeitフェアゲブリンヒカイトゥ

der Leerlaufレアラウフ

die Nutzlosigkeitヌッツロージッヒカイトゥ

die Verschwendungヴェアシュベンドゥング

die Vergeudungフェアゲウドゥング

などの名詞が出てきます。

副詞・形容詞になると、

umsonstウムゾンストゥ

fruchtlosフルフトゥロス

erfolglosエアフォルグロス

nutzlosヌッツロス

zwecklosツヴェックロス

verschwenderischフェアシュベンダリッシュ

と書かれていますし、

『無駄にする』と言う欄には

mit “et3” verschwenderisch umgehenミット フェアシュヴェンダーリッシュ ウムゲーエン

verschwendenフェアシュベンデン

vergeudenフェアゲウデン

zwecklos verwendenツヴェックロス フェヴェンデン

『無駄になる』と言う欄には

umsonst seinウムゾンストゥ

Es hat keinen Zweck(zu 不定詞句) (エス ハット カイネン ツヴェック

in Nichts zerfließeイン ニヒトツ ゼルフリーセ

ungenutzt daliegenウムゲヌッツ ダーリーゲン

などなどあり、いったいどのドイツ語を使うべきなのか非常に困ります。

日本語と同じ感覚では使えない感じですね。

初めにも書きましたが、同じ意味でもドイツ語は場面・状況により使われるドイツ語(単語や表現)が違うということです。

場面に合わせた正しい表現と言うのを覚えるしかないんです。。。はぁ〜

日本語は、この表現に関してはとてもシンプルですよね。

ですので、とにかく使えそうな例文を覚えていきましょう〜

images (3).jpg

何をやっても無駄だった。
Alle Versuche waren umsonst.
(アッレス フェアズーへ ヴァーレン ウムゾンストゥ)

ドイツ語をやっておいて無駄ではなかった。
Ich habe nicht umsonst Deusche gelernt.
(イッヒ ハーベ ニヒトゥ ウムゾンストゥ ドイチェ ゲレーントゥ)

時間を無駄にするだけだ。
Das ist bloße Zeitverschwendung!
(ダス イストゥ ブロース ツァイトフェアシュヴェンドゥング)

時間の無駄使い
Zeitvergeudung
(ツァイトフェアゲウドゥング)

これ以上先へ行っても無駄だ。
Es hat keinen Zweck,weiter zu gehen.
(エス ハット カイネン ツヴェック、ヴァイター ツー ゲーエン)

無駄だ。
Es hat keinen Sinn.
(エス ハット カイネン ジン)

個人的によく使うドイツ語は、↑こちらの”Sinn”です。

このSinnに関してはいろんな意味があるのですが、無駄を表現するときにも使えます。

また、お金の無駄使いなどはdie Vergeudungフェアゲウドゥング)やdie Verschwendungフェアシュベンドゥング)を使い表現します。

ドイツ語の”無駄”表現、非常に覚えずらい(汗)単語ではありますが、自分をスムーズに表現するために必要な単語でもありますので、覚えやすい簡単なものからインプットしていきましょうね。

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posted by ドイツ語上達人ゆうこ at 05:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月02日

ドイツ語:”ganz”の使い方

今日はとても便利なドイツ語をご紹介します。

便利なドイツ語というよりも、1日に何回も耳にするドイツ語です。

それは・・・・

ganz(ガンツ)

と言うドイツ語です。

とにかく便利で、カジュアルでもフォーマルでも、どんなシチュエーションも使える万能ドイツ語!なのです。

意味は複数あり形容詞としての使い方と、副詞としての使い方があります。

形容詞として・・・

@全体の、全部の(類義語:vollständig)

A欠けていない、壊れていない、無傷の、完全な(類義語:heil,unversehrt)

Bかなりの、多くの(類義語:ziemlich)

Cたった・・・だけの(類義語:nur)

副詞として・・・

@完全に、全く、そっくりそのまま(類義語:völlig)

A大変、とても(類義語:sehr)

Bかなり、相当、(類義語:ziemlich)

などなどです。

vollständigをganzでもいいかえられるし、

ziemlichもganzに置き換えられるし、

sehrもganzで表現できるのです。

形容詞の語尾変化はこの回では書きませんが、ganzを使った例文を見ながら、どの様に使うかをイメージしておきましょう。

ドイツ全体
ganz Deutschland
(ガンツ ドイチェランド)

全ての子供
die ganzen Kinder
(ディ ガンツェン キンダ―)

*alle Kinderも可能

私はまるまる(たっぷり)10時間寝た。
Ich habe zehn ganze Stunden geschlafen.
(イッヒ ハーベ ツェーン ガンツェ シュトゥンデン ゲシュラーフェン)

私は1日中美術館にいた。
Ich war ganzen Tag im Museum.
(イッヒ ヴァー ガンツェン ターク イム ムゼウム)

全音符
ganze Note
(ガンツェ ノーテ)

彼女は父親にそっくりだ!
Sie ist der ganze Vater!
(ジー イストゥ デア ガンツェ ファーター!)

それは真実のすべてではない。
Es war nicht die ganze Wahrheit.
(エス ヴァー ニヒトゥ ディ ガンツェ ヴァーハイトゥ)

全世界
die ganze Welt
(ディ ガンツェ ヴェルト)

私の車はまだ壊れていない
Mein Auto ist noch ganz.
(マイン アオト イストゥ ノッホ ガンツ)

それは相当な時間がかかる。
Das dauert eine ganze Zeit.
(ダス ダウワートゥ アイネ ガンツェ ツァイトゥ)

修理はほんの2分しかかからなかった。
Die Reparatur hat ganze zwei Minuten.
(ディ レパラトゥーアー ハット ガンツェ ツヴァイ ミヌーテン)

副詞として使う場合・・・

すみません。すっかり忘れていました。
Entschuldigen Sie.Ich habe ganz vergessen.
(エントシューディゲン ジー、イッヒ ハーベ ガンツ フェアゲッセン)

彼はその本をすべて読んでしまった。
Er hat das Buch ganz gelesen.
(エア ハット ダス ブッフ ガンツ ゲレーゼン)

天気はかなり良かった
Das Wetter war ganz schön.
(ダス ヴェッター ヴァー ガンツ シューン)

ドイツ語の形容詞の語尾変化はちょっと複雑なので、ここに書いてある例文を何回も言ってGanzを一つのリズム・音程として耳で覚えておくと会話などがスムーズに進むと思います。

ドイツ語は動詞や名詞の語尾変化がものすごくあるので慣れるまでには時間がかかりますが、自分がよく使うフレーズを何回も口にしているとそのうち何も考えなくても語尾変化ができるようになっています。

ドイツ語を30代後半で学び始めましたが、私は学び始めて5年くらいで無意識に語尾変化ができるようになりました。

もちろん、文法的なことも勉強しましたが、おばさんの私には文法を勉強しても簡単に忘れるのです。。(涙)

しかし耳で覚えて、何回も口にしたフレーズと言うのは比較てき覚えています。

この他にドイツ人たちがよく使っているganzは

まさにその通り
ganz genau!!
(ガンツ ゲナオ!!)

まさに正しい
ganz richtig!!
(ガンツ リヒティッヒ)

完全に間違い...
ganz falch…
(ガンツ ファルチ)

すっごく悪い...
ganz schlecht…
(ガンツ シュレヒト)

などなどよく使っています。

大まかな意味としては『全部』とか『すっごく』とか『100%』といった意味合いです。

先日市内の観光名所のトイレで面白いステッカーを見つけました。

上のステッカーが『トイレのブラシの使い方』で下のステッカーが『トイレ(小便)の正しい仕方』です。

DSCN5523.JPG

ganz falch(完全に間違い!!)

fast richtig(ほとんど正しい!!)

ganz richtig(完全に正しい!!)

*fastは『ほとんど』

どちらもユーモアがあり笑えますね。

便利なganzの使い方楽しく覚えましょ。

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posted by ドイツ語上達人ゆうこ at 19:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする