2017年12月02日

ドイツ語:”ganz”の使い方

今日はとても便利なドイツ語をご紹介します。

便利なドイツ語というよりも、1日に何回も耳にするドイツ語です。

それは・・・・

ganz(ガンツ)

と言うドイツ語です。

とにかく便利で、カジュアルでもフォーマルでも、どんなシチュエーションも使える万能ドイツ語!なのです。

意味は複数あり形容詞としての使い方と、副詞としての使い方があります。

形容詞として・・・

@全体の、全部の(類義語:vollständig)

A欠けていない、壊れていない、無傷の、完全な(類義語:heil,unversehrt)

Bかなりの、多くの(類義語:ziemlich)

Cたった・・・だけの(類義語:nur)

副詞として・・・

@完全に、全く、そっくりそのまま(類義語:völlig)

A大変、とても(類義語:sehr)

Bかなり、相当、(類義語:ziemlich)

などなどです。

vollständigをganzでもいいかえられるし、

ziemlichもganzに置き換えられるし、

sehrもganzで表現できるのです。

形容詞の語尾変化はこの回では書きませんが、ganzを使った例文を見ながら、どの様に使うかをイメージしておきましょう。

ドイツ全体
ganz Deutschland
(ガンツ ドイチェランド)

全ての子供
die ganzen Kinder
(ディ ガンツェン キンダ―)

*alle Kinderも可能

私はまるまる(たっぷり)10時間寝た。
Ich habe zehn ganze Stunden geschlafen.
(イッヒ ハーベ ツェーン ガンツェ シュトゥンデン ゲシュラーフェン)

私は1日中美術館にいた。
Ich war ganzen Tag im Museum.
(イッヒ ヴァー ガンツェン ターク イム ムゼウム)

全音符
ganze Note
(ガンツェ ノーテ)

彼女は父親にそっくりだ!
Sie ist der ganze Vater!
(ジー イストゥ デア ガンツェ ファーター!)

それは真実のすべてではない。
Es war nicht die ganze Wahrheit.
(エス ヴァー ニヒトゥ ディ ガンツェ ヴァーハイトゥ)

全世界
die ganze Welt
(ディ ガンツェ ヴェルト)

私の車はまだ壊れていない
Mein Auto ist noch ganz.
(マイン アオト イストゥ ノッホ ガンツ)

それは相当な時間がかかる。
Das dauert eine ganze Zeit.
(ダス ダウワートゥ アイネ ガンツェ ツァイトゥ)

修理はほんの2分しかかからなかった。
Die Reparatur hat ganze zwei Minuten.
(ディ レパラトゥーアー ハット ガンツェ ツヴァイ ミヌーテン)

副詞として使う場合・・・

すみません。すっかり忘れていました。
Entschuldigen Sie.Ich habe ganz vergessen.
(エントシューディゲン ジー、イッヒ ハーベ ガンツ フェアゲッセン)

彼はその本をすべて読んでしまった。
Er hat das Buch ganz gelesen.
(エア ハット ダス ブッフ ガンツ ゲレーゼン)

天気はかなり良かった
Das Wetter war ganz schön.
(ダス ヴェッター ヴァー ガンツ シューン)

ドイツ語の形容詞の語尾変化はちょっと複雑なので、ここに書いてある例文を何回も言ってGanzを一つのリズム・音程として耳で覚えておくと会話などがスムーズに進むと思います。

ドイツ語は動詞や名詞の語尾変化がものすごくあるので慣れるまでには時間がかかりますが、自分がよく使うフレーズを何回も口にしているとそのうち何も考えなくても語尾変化ができるようになっています。

ドイツ語を30代後半で学び始めましたが、私は学び始めて5年くらいで無意識に語尾変化ができるようになりました。

もちろん、文法的なことも勉強しましたが、おばさんの私には文法を勉強しても簡単に忘れるのです。。(涙)

しかし耳で覚えて、何回も口にしたフレーズと言うのは比較てき覚えています。

この他にドイツ人たちがよく使っているganzは

まさにその通り
ganz genau!!
(ガンツ ゲナオ!!)

まさに正しい
ganz richtig!!
(ガンツ リヒティッヒ)

完全に間違い...
ganz falch…
(ガンツ ファルチ)

すっごく悪い...
ganz schlecht…
(ガンツ シュレヒト)

などなどよく使っています。

大まかな意味としては『全部』とか『すっごく』とか『100%』といった意味合いです。

先日市内の観光名所のトイレで面白いステッカーを見つけました。

上のステッカーが『トイレのブラシの使い方』で下のステッカーが『トイレ(小便)の正しい仕方』です。

DSCN5523.JPG

ganz falch(完全に間違い!!)

fast richtig(ほとんど正しい!!)

ganz richtig(完全に正しい!!)

*fastは『ほとんど』

どちらもユーモアがあり笑えますね。

便利なganzの使い方楽しく覚えましょ。

私は飛躍的に上達したドイツ語学習法はこちら





posted by ドイツ語上達人ゆうこ at 19:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月20日

ドイツ語:”聞く”と”聴く”

音楽を聴く、話を聞く、親の言うことを聞く、忠告を聞く、誰かに道を聞く・・・・などなど、色々なドイツ語の”きく”表現を詳しく見ていきましょう。

きく”と言うドイツ語を集めてみました。

hören(ホーレン)

zuhören(ツーホーレン)

fragen(フラーゲン)

gehorchen(ゲホールヒェン)

anhören(アンホーレン)

ausfragen(アウスフラーゲン)

befolgen(ベフォールゲン)

befragen(ベフラーゲン)

bitten(ビッテ)

horchen(ホールヒェン)

lauschen(ラウスヒェン)

erkundigen(エアクンディゲン)

nachfragen(ナッハフラーゲン)

stellen(シュテッレン)

vernehmen(フェアネーメン)

などなど・・・・

シチュエーションにより使う単語が変わってくるのです。

『音楽を聴く』など、よく耳を傾けて注意深く傾聴するときに使うドイツ語は、

zuhören

anhören

horchen

などがよく使われています。

『話を聞く』『何かの音を聞く』『講義を聞く』など、一般的な”聞く”は、

hören

vernehmen

そして、『親の言うことを聞く・聞かない』や『忠告を聞く』などは、

(un)gehorsam

(un)folgssam


『耳を澄まして』何かを聞くときには

lauschen

『誰かに聞いてみるね』と言うような問い合わせの聞くは

nachfragen

『お願いを聞いて』の聞くは

bitten

などを使い表現します。

zuhoren.jpg

では早速どんなふうに使われているのかを見ていきましょう。

息子は反抗期で全く親の言うことを聞かない。
wegen der Trotzphase folgt mein Sohn überhaupt nicht.
(ヴェーゲン デア トロッツプファーゼ フォルグトゥ マイン ゾン ウーバーハウプト ニヒトゥ)

*folgenを使い表現します。folgenは『従う・ついて行く』と言う意味を持った単語ですので、この場合だと、『folgt・・・nichtで”従わない”』となります。

*Trotzphase・・・反抗期

なんか変な音が聞こえたけど・・・何???
Ich habe etwas komische Tone gehört...was ist??
(イッヒ ハーベ エトワス コミッシェ トーネ ゲホールトゥ・・・ヴァス? イストゥ)

昨日聴いたコンサートは最高だった。
Es war sehr tolle Konzert,was ich gestern zugehört habe.
(エス ヴァー ゼア トーレ コンツェールト、ヴァス イッヒ ツーゲホールトゥ ハーベ)

(友人から)聞いたんだけど、仕事変えたんだって?
Ich habe gehört von mein Freund.hast du Job wechseln?
(イッヒ ハーベ ゲホールトゥ フォン マイン フロインド。ハストゥ ドゥ ジョブ ヴェクセルン?)

神様はどんな人の祈りを聞かれますか?(神は誰の祈りを聞くか?)
Wem hört Gott zu?
(ヴェム ホールトゥ ゴット ツゥ?)

その知らせを聞いて私はとても嬉しい。
Ich bin sehr froh,die Nachricht zu hören.
(イッヒ ビン ゼア フロー ディ ナッハリヒトゥ ツゥ ホーレン)

私の言うことを聞いて下さいね。
Hör zu,was ich sage.
(ホール ツー ヴァス イッヒ ザーゲ)

私はクラシックよりジャズを聴く方が好きだ。
Ich höre lieber Jazz als Klassiche Musik.
(イッヒ ホーレ リーバー ジャズ アルス クラシッシェ ムジーク)

そんなこと聞いたことがないよ。
So was habe ich nie gehört.
(ゾー ヴァス ハーベ イッヒ ニー ゲホールトゥ)

彼は父の言うことをよく聞く。
Er ist seinem Vater gehorsam.
(エア イストゥ ザイネム ファーター ゲホールザム)

*gehorsam.・・・”従う” ”従順な” ”忠実な” ”素直な” ”聞き分けのいい”

彼はおとなしい子だ。(聞き分けのいい子だ。)
Er ist ein gehorsames Kind.
(エア イストゥ アイン ゲホールザメス キントゥ)

日本語の”きく”は非常に便利ですね。『音楽を聴いた』『噂を聞いた』『言うことをよく聞く』も、発音はみんな同じで”きく(kiku)”ですが、ドイツ語になると単語自体が違うので一つ一つのバリエーションを覚えていかないといけないのです。

ちなみにドイツでは、 gehorsames Kind.(聞き分けのいい子)と言う表現はあまり聞きません。

”いい子”はbravと言う単語を使います。

Er ist sehr brav.(エア イストゥ ゼア ブラーフ)

gehorsames Kind.はどちらかと言うと、従順すぎて健康に育っていないと思われることが多いようです。

子供は元気いっぱいに遊んで、、泣いてわがままを言って、大人たちをちょっと困らせているくらいが健康に育っている証拠だと思う人が多いのです。

ドイツでは、いい子過ぎる子供というのは必ずしも良いことではないようです。

もしあなたが自分のお子さんに『Hör zu mir!!(私の言うことを言いて!!)(言うことを聞きなさ――い!!)』をよく連発しているのであれば、あなたの子育ては間違っていない証拠だそうです。

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posted by ドイツ語上達人ゆうこ at 18:54| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月27日

『相談』に関するドイツ語

今回は『相談をしたいんだけど・・・』や『相談をしてから決めたい』などなど”相談”を使ったドイツ語の表現です。

”相談”を表すドイツ語は沢山あり、相談の目的・内容により使われる名詞・動詞が変わってきます。

まず、名詞から見ていきましょう〜

名詞・・・相談

die Beratung(ベラートゥング)

der Rat(ラーット)

die Konferenzコンフェレンツ:主に”会議・会談”のことを指して)
    
      英語:conference

die Besprechung(ベシュプレヒヌング:”協議・交渉”を多く含む相談の時)

      英語:discussion

die Unterredung(ウンターレーデング:少人数でする話し合い/協議)

die Rückspracheリュックシュプラッヘ:確認のための相談・話し合い・協議)

die Konsultationコンスルターション:専門家に尋ねる相談)

などなど、”相談”と言っても、『軽い相談』と『専門家の意見を聞く相談』では使う単語が違ってくることもあります。

よく使われる動詞は次の二つの動詞です。

動詞/再帰動詞・・・相談する

sich beratenべラーテン

besprechen ベシュプレヒェン

では『相談をしたいのですが。。。』『ちょっとあなたと相談がしたいのですが。。。』と言うニュアンスのドイツ語を名詞・動詞を使い表現してみましょう!

Ich möchte mit dir Rat halten.
(イッヒ モヒテ ミット ディア ラート ハルテン)

*名詞Ratを使っています。Rat haltenで『相談する』

Ich möchte mich mit dir besprechen.
(イッヒ モヒテ ミッヒ ミット ディア ベシュプレッヒェン)

Ich möchte mich mit dir beraten.
(イッヒ モヒテ ミッヒ ミット ディア べラーテン)

動詞を使って表現するときは再帰動詞として使われるので、sich mit “3格” besprechen/beratenとなります。

このようにいろんな表現があるということです。

助動詞 möchte の部分を”würde gerne”などにすれば、さらに丁寧な表現になりますよ。

ダウンロード.jpg

では覚えておくと便利なドイツ語『相談』表現を見てみましょう。

この件について徹底的に相談しなければならない。
Wir müssen die Sache gründlich besprechen.
(ヴィア ムッセン ディ ザッヘ グルントリッヒ ベシュプレヒェン)

決める前に家族と相談をしたいのですが
vor der Entscheidung würde ich mich gerne mit meiner Familie beraten.
(フォア デア エントシャイドゥング ヴルデ イッヒ ミッヒ ゲルネ ミット マイナー ファミーリエ ベラーテン)

私には悩みを相談できる人がたくさんいます。
Ich habe viele Freunde denen ich rede kann.
(イッヒ ハーベ フィーレ フロインド デーネン イッヒ レーデ カン)

*reden(レーデン:話す。おしゃべりする。)を使い表現をしていますね。

彼女はなんでも親に相談する
Sie bespricht alles mit ihren Eltern.
(ジー ベシュプリヒトゥ アッレス ミット イーレン エルタン)

恋愛の悩みは好きな人に相談するのが一番だ
Es ist am besten,Beziehungsprobleme gleich mit deinem Partner zu besprechen.
(エス イストゥ アム ベステン、ベツィーヌングスプロベレーメ グライヒ ミット ダイネン パールトナー ツー ベシュプレッヒェン)

誰と相談していいのかわからない
Ich weiß nicht,mit wem ich mich beraten soll.
(イッヒ ヴァイス ニヒトゥ、ミット ヴェム イッヒ ミッヒ べラーテン ゾル)

海外に住むことになると必ず市役所や保険の登録、そして病院、学校・銀行の口座開設、ビザ等の手続き・・・などなどとにかく現地の知識がいろいろと必要になることが出てきます。

特にドイツ語圏では”基準手続き”の他にいろいろな専門知識を生かしたやり方があるようで、”法に従った裏口登録・手続き”みたいなものがあったりします(笑)。

なので、一度専門家と相談して物事を進めたいと考える人が多いようです。

よくある話ですが、職場のポジション争いはもちろんですが、進級テストの点がいまいちでもう一度同じ学年をしなければならないと言われたお子さんの親が校長先生と相談をしたら進級できたとか、ギムナジウム(高校)に行けるだけの評価がなくても担任の先生と相談により可能になった・・・などなど。。。

日本では考えられないことですが、こちらでは当たり前だったりもします。

とにかく相談しないと自分が損をすることがよくありますので、””相談能力””、””相談プレゼン能力””みたいな話術力を鍛える事をお勧めします。

相談によりなんでも可能になる国でもあります。。。(苦笑・・・)

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posted by ドイツ語上達人ゆうこ at 18:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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