ドイツ語で『・・が得意である』は何と表現すればいいのでしょうか?
まず、『得意』という単語ですが、辞書には“Stolz”“Hochmut”“Überhebung”“Anmaßung”などが出てきます。
それぞれの意味は、
“Stolz”(シュトルツ)・・・誇らしげな。堂々たる。高慢。尊大な。
“Hochmut”(ホーホムトゥ)・・・高慢。尊大。
“Überhebung”(ウーバーヘーベン)・・・尊大。傲慢。
“Anmaßung”(アンマースング)・・・尊大。傲慢。
と書いてあります。
しかし、『・・・が得意である』を表現したいときは、これらのドイツ語は使いません。
何を使えばいいかと言うと・・・・・
“stark(シュターrク)”という形容詞を使います。
ポイント:”r”は強すぎず、気持ち”r”を口先で思う感じに、軽めの巻き舌で発音するときれいに聞こえます。
意味は=強い。たくましい。元気な。強力な。強靭な。丈夫な。頑丈な。
という意味のほかに、
ある能力が・性能が優れた、得意な
という意味もあります。
例えば、『彼は数学が得意だ』と言いたいのなら、いくつか表現があります。
Er ist stark in Mathematik
(エア イストゥ シュタールク イン マテマティック)
もしくは、
Seine Stärke ist Mathematik.
(ザイネ シュテールケ イストゥ マテマティック)
もしくは、
Die Mathematik ist seine starke Seite.
(ディ マテマティック イストゥ ザイネ シュタールケ ザイテ)
と表現します。
*in Mathematikのin は『数学が』の『が』に当たりますので、『音楽が得意だ』と言いたいなら、in Musikになります。
ではstarkを使っていろいろな例文を作ってみましょう。
私はこのような表現が得意だ。
Meine Stärke ist dieser Ausdruck.
(マイネ シュテールケ イストゥ ディーザー アウスドゥルック)
あなたは何が得意ですか?
Was ist deine Stärke?
(ヴァス イストゥ ダイネ シュテールケ?)
私の得意料理はイタリアンです。
Meine Stärke Küche ist Italien
(マイネ シュテールケ キュッヘ イストゥ イタリエン)
などなど。。。
参考までに・・・・『私の得意料理はイタリアンです』はIch kann sehr gut Italien kochen(イッヒ カン ゼア グートゥ イタリエン コッヘン)の方が一般的な表現。
では『得意』の反対『得意ではない』はどのように表現するかと言うと、
私は数学は得意ではない。
Die Mathematik ist nicht meine Stärke.
(ディ マテマティック イストゥ ニヒトゥ マイネ シュテールケ)
もしくは
Die Mathematik ist nicht meine starke Seite.
(ディ マテマティック イストゥ ニヒトゥ マイネ シュタールケ ザイテ)となります。
最後にもう一つ例文、
私は現在ドイツ語があまり得意ではないので、得意になりたいです。
Ich will stark in Deusche werden, aber momentan bin ich nicht so stark...
(イッヒ ヴィル シュタールク イン ドイチェ ヴェルデン、アーバー モメンタン ビン イッヒ ニヒトゥ ゾー シュタールク・・・)
Starkと言う単語を使って表現すればいいことを知っていれば、『・・・が得意です』は簡単に作れますね。
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