
ドイツ語で『私に関係がある』や『私に関係がない』はどのように表現すればいいのでしょうか。。
「関係」を表すドイツ語はいくつかありますね。
では、名詞として使われている「関係」というドイツ語を見ていきましょう。
Die Beziehung(ベツィーヌング)
Der Bezug(ベツゥーク)
Die Verbindung(フェアビンドゥング)
Das Verhältnis(フェアハルトゥニス)
Der Zusammenhang(ツザーメンハング)
などなどあります。
英語だと、どれも“connection”になります。
これらを使い「私には関係がある」「私には関係がない」をドイツ語ではどのように表現すればいいのでしょうか・・

日本語の中には“関係”という単語が含まれているので、この単語を使わなければ表現できないと、思いがちですが“関係”というこれらの名詞を使って「私には関係がある」「私には関係がない」は表現できないのです。
まさにドイツ語的表現。ドイツ語脳にならなければならないのです。
では、なんて表現すればいいのでしょうか。
「私には関係がある」「私には関係がない」をドイツ語で表現するのであれば・・・・
Angehen(アンゲーエン)
もしくは
Interessieren(インタレジーレン)
を使うのです!!!!
私はこの表現がわかるまでに4年くらいかかりました。。。

それは私に関係がない
Es geht mich nichts an.
(エス ゲートゥ ミッヒ ニヒツゥs アン)
★angehenは分離動詞なのでanとgehenに分かれる。
★nicht ではなくて nichtsになる。
★4格表現なのでmich。
もしくは
Das interessiert mich nicht.
(ダス インタレジールトゥ ミッヒ ニヒトゥ)
★こちらはnichtsではなく、nicht。
それは私に関係がある
Es geht mich an.
(エス ゲーツゥ ミッヒ アン)
もしくは
Das interessiert mich.
(ダス インタレジールトゥ ミッヒ)
となります。
しかし、ここで不思議に思われる方がいるかもしれませんね。
Das interessiert michは「興味がある」と言う表現でもありますね。
ドイツ語だと「興味がある」と「関係がある」が同じ表現になるのです。
「関係がある・ない」という表現は“関係”と言うドイツ語を使わなく、しかも「興味がある・ない」と言う表現と同じである。
では上記に挙げたDie Beziehung・Der Bezug・Die Verbindung・Das Verhältnis・
Der Zusammenhangはどのようなシチュエーションで使うのかと言うと、学問的なことを言うときや前後の関係を言うときなどに使うそうです。
「それ私には関係ないんだよね〜」のような、表現にはこれらの名詞は使われませんので注意してください。
この表現、まさにドイツ語脳をフル回転しなければならないのです。

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