
助動詞にも過去形と過去分詞があります。
助動詞を使った過去表現は“Präteritum(過去形)”が一般的には使われますが、haben+Perfect(過去分詞)を使っても表現できます。
では助動詞の現在形・過去形(Präteritum)そしてPerfect(過去分詞)を、まとめて見ていきましょう。
現在形・過去形の順で書きます。
★Können
Ich kann(カン) konnte(コンテ)
Du kannst(カンストゥ) konntest(コンテストゥ)
Er kann (カン) konnte(コンテ)
Wir können(ケネン) konnten(コンテン)
Ihr könnt(ケントゥ) konntet(コンテットゥ)
Sie können(ケネン) konnten(コンテン)
過去分詞:gekonnt(ゲコントゥ)
★Dürfen
Ich darf (ダーフ)durfte(ドゥーフテ)
Du darfst(ダーフストゥ) durftest(ドーフテストゥ)
Er darf (ダーフ) durfte(ドゥーフテ)
Wir dürfen (ドゥーフェン) durften(ドゥーフテン)
Ihr dürft (ドゥーフトゥ) durftet(ドゥーフテットゥ)
Sie dürfen (ドゥーフェン) durften(ドゥーフテン)
過去分詞:gedurft(ゲドゥーフトゥ)
★Müssen
Ich muss (ムス) musste(ムステ)
Du musst (ムストゥ) musstest(ムステストゥ)
Er muss (ムス) musste(ムステ)
Wir müssen(ムッセン) mussten(ムステン)
Ihr müsst (ムストゥ) mussten(ムステン)
Sie müssen (ムッセン) mussten(ムステン)
過去分詞:gemusst(ゲムストゥ)
★Sollen
Ich soll (ゾル) sollte(ゾルテ)
Du sollst (ゾルストゥ) sollte(ゾルテ)
Er soll (ゾル) sollte(ゾルテ)
Wir sollen (ゾーレン) sollten(ゾルテン)
Ihr sollt (ゾルトゥ) solltet(ゾルテットゥ)
Sie sollen(ゾーレン) sollten(ゾルテン)
過去分詞:gesollt(ゲゾルトゥ)
★Wollen
Ich will (ヴィル) wollte(ヴォルテ)
Du willst(ヴィルストゥ) wolltest(ヴォルテストゥ)
Er will (ヴィル) wollte(ヴォルテ)
Wir wollen(ヴォーレン) wollten(ヴォルテン)
Ihr wollte (ヴォルテ) wolltet(ヴォルテットゥ)
Sie wollen (ヴォーレン) wollten(ヴォルテン)
過去分詞:gewollt(ゲヴォルトゥ)
助動詞の過去形のつくり方は簡単!現在形と同じです。
『助動詞の過去形 + 不定詞(動詞の原型のこと)』
例えば、
彼はドイツ語を話すことができる という現在形は、
Er kann Deutsch sprechen.
(エア カン ドイチェ シュプレュヒェン)
ですね。過去形はKannの部分をkonnteにすればいいだけです。
彼はドイツ語を話すことができた。
Er konnte Deutsche sprechen.
(エア コンテ ドイチェ シュプレッヒェン)
そして、könnenの過去分詞、gekonntを使って表現するのなら、『heben・・・・過去分詞』という現在完了の文法に従い
✖Er hat Deutsche sprechen gekonnt.と言いたいところですが、これは間違いです。
完了時制の過去分詞は他の動詞の不定詞を伴うときはgekonntではなくて、不定詞の同形のkönnenとなり以下のような順番になります。
彼はドイツ語を話すことができた。
Er hat Deutsche sprechen können.
(エア ハット ドイチェ シュプレュヒェン ケネン)
となります。
現在完了形で表現した、助動詞の過去表現の例文を見てみましょう。
彼はそれをしなければならなかった。
Er hat es tun müssen.
(エア ハット エス トゥン ムッセン)
彼はそれを彼女に言おうと思った。
Er hat es ihr sagen wollen.
(エア ハット エス イア ザーゲン ヴォーレン)
私は彼のところに行けと言われた。
Ich habe zu ihm kommen sollen.
(イッヒ ハーベ ツー イム コーメン ゾーレン)
ここでは釣りが許されていた。
Man hat hier fischen dürfen.
(マン ハット ヒア フィッシェン ドゥーフェン)
などなど、habenを使い助動詞を現在完了形としても表現できますが、一般的に助動詞の過去は“Präteritum(過去形)”のほうを使うことが多いです。
では、gekonnt,gemusst,gesollt,gedurft,gewolltを使った表現ってないの?ということですが、非常に少ないそうです。
過去分詞は存在しますが、実際にはあまり使われてはいないようです。
私が今までに耳にした、助動詞の過去分詞をつかった表現は、
できた〜
Ich habe gekonnt!
(イッヒ ハーベ ゲコントゥ)
くらいかも。。(笑)

★まとめ★
助動詞の過去表現
『助動詞の“Präteritum(過去形)・・・不定詞』 です!!
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このサイトを出会います。私の日本語まだ下手ですしかし少数の間違いあります。
Er hat Deutsche sprechen gekonnt.X
Er hat Deutsch sprechen gekonnt. O
deutscheが形容詞です。Deutschが正しい名詞です。
Ich habe zu ihm kommen sollen.
sollenはPerfectでいいでも変な音あります。
Pretäritumの方当然です。
これは全部の例文です、でも特にsollenは変です。
二つ:
Ich habe gekonnt!
könnenは目的語を要る
Ich habe es gekonnt!
könnenと過去で言います意味が今で出来ませんようです。
ドイツ語も、日本語も難しいですよ、
頑張って!!