ドイツ語:助動詞の過去形と過去分詞

2016年07月14日

ドイツ語:助動詞の過去形と過去分詞

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助動詞にも過去形と過去分詞があります。

助動詞を使った過去表現は“Präteritum(過去形)”が一般的には使われますが、haben+Perfect(過去分詞)を使っても表現できます。

では助動詞の現在形・過去形(Präteritum)そしてPerfect(過去分詞)を、まとめて見ていきましょう。

現在形・過去形の順で書きます。

Können

Ich kann(カン)  konnteコンテ

Du kannst(カンストゥ) konntestコンテストゥ

Er kann (カン) konnteコンテ

Wir können(ケネン) konntenコンテン

Ihr könnt(ケントゥ) konntetコンテットゥ

Sie können(ケネン) konntenコンテン

過去分詞:gekonntゲコントゥ


Dürfen

Ich darf (ダーフ)durfteドゥーフテ

Du darfst(ダーフストゥ) durftestドーフテストゥ

Er darf (ダーフ) durfteドゥーフテ

Wir dürfen (ドゥーフェン) durftenドゥーフテン

Ihr dürft (ドゥーフトゥ) durftetドゥーフテットゥ

Sie dürfen (ドゥーフェン) durftenドゥーフテン

過去分詞:gedurft(ゲドゥーフトゥ)

Müssen

Ich muss (ムス) mussteムステ

Du musst (ムストゥ) musstestムステストゥ

Er muss (ムス) mussteムステ

Wir müssen(ムッセン) musstenムステン

Ihr müsst (ムストゥ) musstenムステン

Sie müssen (ムッセン) musstenムステン

過去分詞:gemusstゲムストゥ

Sollen

Ich soll (ゾル) sollteゾルテ

Du sollst (ゾルストゥ) sollteゾルテ

Er soll (ゾル) sollteゾルテ

Wir sollen (ゾーレン) solltenゾルテン

Ihr sollt (ゾルトゥ) solltetゾルテットゥ

Sie sollen(ゾーレン) solltenゾルテン

過去分詞:gesolltゲゾルトゥ

Wollen

Ich will (ヴィル) wollteヴォルテ

Du willst(ヴィルストゥ) wolltestヴォルテストゥ

Er will (ヴィル) wollteヴォルテ

Wir wollen(ヴォーレン) wolltenヴォルテン

Ihr wollte (ヴォルテ) wolltetヴォルテットゥ

Sie wollen (ヴォーレン) wolltenヴォルテン

過去分詞:gewolltゲヴォルトゥ

助動詞の過去形のつくり方は簡単!現在形と同じです。

『助動詞の過去形 + 不定詞(動詞の原型のこと)』

例えば、

彼はドイツ語を話すことができる  という現在形は、
Er kann Deutsch sprechen.
(エア カン ドイチェ シュプレュヒェン)

ですね。過去形はKannの部分をkonnteにすればいいだけです。

彼はドイツ語を話すことができた。
Er konnte Deutsche sprechen.
(エア コンテ ドイチェ シュプレッヒェン)

そして、könnenの過去分詞、gekonntを使って表現するのなら、『heben・・・・過去分詞』という現在完了の文法に従い

✖Er hat Deutsche sprechen gekonnt.と言いたいところですが、これは間違いです。

完了時制の過去分詞は他の動詞の不定詞を伴うときはgekonntではなくて、不定詞の同形のkönnenとなり以下のような順番になります。

彼はドイツ語を話すことができた
Er hat Deutsche sprechen können.
(エア ハット ドイチェ シュプレュヒェン ケネン)

となります。

現在完了形で表現した、助動詞の過去表現の例文を見てみましょう。

彼はそれをしなければならなかった
Er hat es tun müssen.
(エア ハット エス トゥン ムッセン)

彼はそれを彼女に言おうと思った。
Er hat es ihr sagen wollen.
(エア ハット エス イア ザーゲン ヴォーレン)


私は彼のところに行けと言われた。
Ich habe zu ihm kommen sollen.
(イッヒ ハーベ ツー イム コーメン ゾーレン)

ここでは釣りが許されていた。
Man hat hier fischen dürfen.
 (マン ハット ヒア フィッシェン ドゥーフェン)

などなど、habenを使い助動詞を現在完了形としても表現できますが、一般的に助動詞の過去は“Präteritum(過去形)”のほうを使うことが多いです。

では、gekonnt,gemusst,gesollt,gedurft,gewolltを使った表現ってないの?ということですが、非常に少ないそうです。

過去分詞は存在しますが、実際にはあまり使われてはいないようです。

私が今までに耳にした、助動詞の過去分詞をつかった表現は、

できた〜
Ich habe gekonnt!
イッヒ ハーベ ゲコントゥ

くらいかも。。(笑)

gekonnt.jpg

★まとめ★

助動詞の過去表現

『助動詞の“Präteritum(過去形)・・・不定詞』  です!!

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posted by ドイツ語上達人ゆうこ at 06:04| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ドイツ人です。
このサイトを出会います。私の日本語まだ下手ですしかし少数の間違いあります。

Er hat Deutsche sprechen gekonnt.X
Er hat Deutsch sprechen gekonnt. O
deutscheが形容詞です。Deutschが正しい名詞です。

Ich habe zu ihm kommen sollen.
sollenはPerfectでいいでも変な音あります。
Pretäritumの方当然です。
これは全部の例文です、でも特にsollenは変です。

二つ:
Ich habe gekonnt!

könnenは目的語を要る
Ich habe es gekonnt!

könnenと過去で言います意味が今で出来ませんようです。


ドイツ語も、日本語も難しいですよ、
頑張って!!


Posted by Steffen at 2016年07月18日 03:32
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