ドイツの「よろしく」

2016年02月16日

ドイツの「よろしく」

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〜さんに、よろしくお伝えくださいという表現は、ドイツ語では

Schöne Grüße an 〜.

例えば、

Schöne Grüße an Ihre Frau.
あなたの奥さんによろしく

Schöne Grüße an deine Eltern.
君の両親によろしく

ここで前置詞のanは4格をとり「〜に」という意味です。

もちろんanのあとに、人の名前がくることも大いにあります。

Schöne Grüße an Anja.
「アーニャによろしくね」

そして「よろしく」を言付けられた人が、「よろしく」と伝言する場合は、

Schöne Grüße von ◯◯.
◯◯からよろしく

前置詞von3格を要求するのには気を付けましょう。

Schöne Grüße von meinen Eltern.
私の両親からよろしくとのこと

Schöne Grüße von Mario.
マリオからよろしく

私がドイツ語を勉強している身だからでしょうか、この手の「よろしく」はほぼ毎日と言っていいほど聞かれる表現なので、私はこれを「ドイツのよろしく文化」と呼んでいます。

日本の「よろしく」は形骸化していて意味がないので、誰かに言われても伝言しないという人もいるようですが、みなさんはいかがでしょうか。

一方、ドイツの「よろしく」は、実際に相手にちゃんと伝えることが期待されています

この部分、ちょっと日独で温度差があるようですね。

なので、「◯◯からよろしくとのことよ」と伝えると、

Danke.
ありがとう

と返事があるでしょう。

誰かの想いの中にあることは、有難いことなのだという気持ちが汲み取れますね。

または、zurück!

ということもあります。

zurück は副詞で「戻って、帰って」という意味ですが、ここでは「その言葉をお返しします」。

だいぶ意訳して「ありがとう」ということになります。

zurück 単独の思いがけない用法、文脈があるからこそイキイキしてくる表現なのです。

ドイツの友達や知人が「よろしく」と伝えてくれた場合には是非、Danke. やZurück. とお返事してくださいね。

Schöne Grüße はLiebe (愛しい、愛する)Grüße.やViele (たくさん)Grüße.など様々なバリエーションがあるので、その日の気分で言ってみましょう。

ドイツの「よろしく」表現は、重要なコミュニケーションの一部なのです。

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posted by ドイツ語上達人ゆうこ at 23:54| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ブログ拝見させていただいております。
オススメされている教材について、もう少し細かな点で感想や勉強の取り組み方法なども記載いただけますと幸いです(^-^)
宣伝ページだけを見ても分からず、他の売り込み教材で騙されてしまったこともあるためヽ(;▽;)ノ
Posted by ma at 2016年02月18日 23:26
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