このあいだ私は友人らとドライブに行きました。
どこにいくのかなぁと思っていると車を運転していた人が、
Wollen wir ins Blaue fahren?

と言いました。
直訳すると「青の中へ車で行く。」
???
で、結局どういう意味なんだろう

ins Blaue fahren というのはね、まだ行き先が決まっていない、という意味なのよとやさしくフォローしてくれました。

なんとそれは行き先を教えないで私を驚かせようという計画だったのです。
そして訪れたのは野生の猿がいっぱいいる公園…
それはともかくとして、この表現はよく使われるわりには、辞書を引いても出てこないこともあるので、ここで覚えておいて損はありません❗
Blauという色は、空のように遠いところに使われる色で、不確定で曖昧なことを指すことが、この"ins Blaue fahren"のキモチなのです。
古くは18世紀、作曲家であるカール・フリードリヒ・ツェルター(Carl Friedrich Zelter)が文豪ゲーテに送った手紙の中にもみられる表現です。
さてここで、青を緑にしてみましょう。
"ins Grüne fahren"
こちらは、自然の中へ行く(たとえば森など)で、意味はわりと想像しやすいようですね。
Wollen wir ins Grüne fahren?
色を使った面白い表現はまだまだあるので、また取り上げたいと思います。
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いつも勉強になってますので、ずっと続けてください。
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