クリスマスと大晦日の挨拶

2015年12月24日

クリスマスと大晦日の挨拶

私がドイツ語を飛躍的に上達させた勉強法はこちら

今日は日本語で聖夜いわゆるクリスマス・イブですね。

イブは前夜という意味ではなくて、英語の"evening"(夜、夕べ)に由来した語なのですが、ドイツ語でも同様に"Weihnachtsabend"といいます。

"Weihnacht" (=Weihnachten, クリスマス)に"abend"(夜)が加わってできた複合名詞です。

そしてドイツ語でメリークリスマスという挨拶は、

"Frohe Weihnachten"
   フローエ ヴァイナフテン


前回ちょっと触れたように、
ドイツのクリスマスは、大晦日"Silvester"(シルベスタ)
よりもずっと大事なので新年の挨拶もこの時期にやっても問題はないようです。

Frohe Weihnachten und ein gutes neues Jahr!
フローエ ヴァイナフテン ウント アイン グーテス ノイエス ヤー

「年」を意味するJahr は、形容詞のgutとneuで修飾されていますが、語尾に"es"がついて、Jahrは中性名詞だということをアピールしています。

「良いお年を」を意味する大晦日の挨拶は、

"Guten Rutsch!"
  グーテン ルッチ

直訳すると、Gut=「良い」に、Rutsch=「滑ること」。

Rutschには山崩れや地滑りという意味もあったりします。

ドイツ語では、新年に滑りこむ... そんなイメージなのでしょうか。

おもしろいですね

もう新年に入るまで会えないと分かっている人には、大晦日以前に"Guten Rutsch! "ということもあるようです。

新年に入るとすぐに受験などを控えている日本では
「良い滑りこみを」という挨拶はきっと流行らないでしょう。

それでは素敵なイブを。
Frohe Weihnachten!

私がドイツ語を飛躍的に上達させた勉強法はこちら


posted by ドイツ語上達人ゆうこ at 11:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。