ドイツ語「遠回しに言う」

2015年11月26日

ドイツ語「遠回しに言う」

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"Das Gespräch mit dem Chef ist überhaupt nicht gut gelaufen! Er hat mir durch die Blume gesagt, dass ich zu langsam wäre und zu viele Fehler machen würde"

社長との話し合いはまったくうまくいかなかった。
彼は私がすごくのろくて、間違いばっかりしている
遠回しに言ったんだよ。

何かを「遠回しに言う」ことは、相手が傷つかないように配慮し、言葉を選ぶという意味ですが、ドイツ語では、

durch die Blume sagen

直訳すると「(何かを)花を通して言う」ということで、「遠回しに言う」と意訳するのが常です。

けれども二つの表現は、相手を傷つけないようにというゴールは同じでも、そこに至るプロセスがかなり異なるように思えます。

日本語のほうは、幾通りも言い方がある中から直接的なものを避けて、やんわりと伝える感じですが、ドイツ語のほうはより比喩的な表現で、手にもっている花で顔を隠しながら見た目もよく、言いたいことを伝えるのだろうという印象を受けます。

が、実際にはその昔、ドイツとスイスでは女性が求婚を断る際に、ヤグルマギクを一輪差し出すのが答えの代わりで、それが転じてできた表現だそうです。

Nordens_flora_007_Blåklint.jpg

言いにくいことを花に託して伝えていたというシャイなドイツの女性たちは、まるで日本の古典文学のなかに出てくる奥ゆかしい女性たちのようでもありますね。

反対に、はっきりものを言う「歯に衣着せない」言い方は、

kein Blätter vor den Mund nehmen

木の葉を口に当てない、という言い方はをするのですが、

ここでは花ではなく、葉っぱだというのも面白いですね。

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posted by ドイツ語上達人ゆうこ at 23:58| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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