ドイツでも1月1日には『明けましておめでとうございます』と言う挨拶があるんです。
日本語の新年の挨拶みたいに、沢山のバリエーションはありませんが、いつもより喜びを表わして、笑顔で
Prosti Neujahr
(プロスティー ノイヤー)
と言います。
メールなど文章として言いたい場合は、
私は心からあなたの2015年が全て良くなることを願います。
Ich wünsche dir von Herzen alles Gute für 2015!!
(イッヒ ブンシェ ディアー フォン ヘルツェン アッレス グーテ フュア ツヴァイタウザントフンフツェーン!)
私はあなたの新年が幸福な年になることを願います。
Ich wünsche Ihnen ein glückliches neues Jahr!!
(イッヒ ブンシェ イーネン アイン グリュックリッヘス ノイエス ヤー!)
もちろんこのようにお正月だけの挨拶もありますが、こちらではクリスマスの挨拶とお正月の挨拶をセットで言うことが非常に多いと思います。
と言うのは、実はクリスマス(イエス・キリストの降誕説)は,年明けの1月6日までが正式なクリスマスの期間になるからです。
日本では12月25日までがクリスマスで、26日の朝には、どこのデパートにも門松が登場していますが、こちらでは1月6日までクリスマスツリーは撤去しません。
このような理由で、クリスマスとお正月の挨拶を一緒にすることが多いのです。
例えば、
嬉しいお祭りそして良い年を!
Frohe Fest und ein gutes neues Jahr!
(フロイエ フェスト ウントゥ アイン グーテス ノイエス ヤー)
*ここで使われているFrohe Festはクリスマス(イエス・キリストの誕生の事を言っている)
クリスマスおめでとう、そして新年が良い年になりますように!
Frohe Weihnachten und alles Gute für das Neue Jahr!
(フロイエ ヴァイナハテン ウントゥ アッレス グーテス フュア ダス ノイエス ヤー)
日本と違うところは、『明けましておめでとう』と言う新年の挨拶もやはり年明け6日くらいまでで、その後は1月中でも普通の挨拶になっています。クリスマス期間は長いけど、お正月期間は短いのです。
そして、大晦日の事をドイツ語ではSilvester(シルヴェスター)と言う特別な言い方がありますが、が元旦に関しては特になく、der erste Tag des Jahres(デア エルステ ターク ヤーレス)とか Neujahrstag (ノイヤースターク)と言います。
ところで、こちらの大晦日〜年明けの過ごし方は、日本のように除夜の鐘(こちらだと教会の鐘かな??)を聞いて静かに新年を迎えるのではなく、ドカドカと打ち上げ花火を上げ、若い人たちは爆竹を投げまくり、暴走族並にうるさく派手に新年を迎えます。
日本人の私は、未だにこの迎え方がうるさすぎて、1月1日は新年・元旦と言う気分になれませんが若い人たちは楽しそうです。
そうそう、こちらでは新年のプレゼントとして“(四葉のクローバーをくわえた)ピンクのブタさん”のマジパンや置物・カードなどなど・・・を送る週間があります。
この期間にドイツに来たら、是非ドイツの年明け体験とピンクのブタをゲットしてください。きっといい年になると思います。
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